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iCloudがセキュリティを強化 公式サイトへのログインで通知メールを送信


- 2014年9月17日
- 更新しました: 2024年8月26日 12:26

米国セレブのiCloudアカウントから画像が多数流出した2014年8月末の問題を受けてAppleはiCloudのセキュリティを強化しました。
9月5日にAppleのCEO Tim Cook氏が発表したセキュリティ機能のアップデートは、デバイスが初めてiCloudへのログインを試みた場合Eメール・プッシュ通知で知らせるという内容。さらに「パスワード変更」「初めてのデバイスへのクラウドデータ復元」が試みられた場合も同じく通知を受け取れます。
この機能の導入によりアクセス者が本人か第三者かに関わらず、ブラウザーからiCloud公式サイトへのログインがあった場合「誰かがあなたのアカウントにログインしましたよ」という内容の通知メールが送信されます。
自分でログインしてなければ、通知メールを受け取った時には「既に第三者がアカウントに侵入している」という事になるので「時すでに遅し」とも言えます。しかし、いち早く不正アクセスを発見する事で「iCloudの中身を消す」「暗証番号を変更する」などの対策を打つことが出来ます。
通知メールが届くか確認する方法
1 ウェブブラウザーから自分のiCloudアカウントにサインイン
(https://www.icloud.com)
2 iCloudに登録しているEメールのボックスをチェック
3 10~20分以内に通知のメールが届く
通知のメールが無事届いていれば確認完了。
不審なログインがされていないか何時でもメールボックスからチェックが可能という事になります。さらに、iPhoneのプッシュ通知を有効にしておけば、いちいちメールボックスをチェックしなくても、ロック画面に表示されるプッシュ通知で素早く不審なアクセスを発見できます。
メールのプッシュ通知の有効化
iPhoneのプッシュ通知をオンにするには「設定」→「通知センター」→「通知の表示」をオン。さらに「設定」→「通知センター」→「iCloudに登録しているメールアドレスのアプリ(Gmail/メールなど)」→「通知のスタイル」→「バナー」または「ダイアログ」を選択。
出典:The Wall Street Journal【Tim Cook Says Apple to Add Security Alerts for iCloud Users】
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●エディター Christopher Takagi
Chris Takagiはお祭り&フェス好きの夏大好きエディターです。夏も終わりに近づき、(もう終わってる?)さみしい今日この頃。最近はinstagramが好物。写真は撮れば撮るだけうまくなる!と信じています。
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